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HALLOWEEN LIMITED ITEM
ハロウィンリミテッドアイテム(シリーズ)
【 GLINTS Ring (グリンツリング) 】


2023年、第6弾のリリースとなるのは吸血鬼(ヴァンパイア)のスカルをモチーフとしたリング。  スカルのデザインは、亡骸を宝石で飾るといった聖人を奉る歴史的な儀式、ヨーロッパの「カタ コンベの聖人」やメキシコの「シュガースカル」といった事柄が着想とされ、スカルのデザインは 頭骨に植物の図柄を彫刻したようなデザインとなっています。バリエーションとしては4種類から お選びいただけます。




DETAIL PHOTO







【 DESIGN CONCEPT -デザインコンセプト】

デザインには、吸血鬼の生きる事への貪欲さや生命力、自己の欲がいずれ誰かのためになる ような生き方を理想とした偶像が想像されており、「貪欲だった聖者たち」「Saints who were greedy」をキーワードに制作されました。モチーフの名前を「greedy saints グリーディーセイン ツ」に、これをカタカナ略して「グリンツ」。さらに英語名はカタカナ略の当字として「GLINTS」(輝 きやきらめきといった意)と名付けられています。



ITEM LINEUP


 グリンツリング、左目にK18桜(1個)のデコレーションカスタム

 グリンツリング


 グリンツリング+K18桜、両目にK18桜(計2個)のデコレーションカスタム


 グリンツリング、眉間にK18桜(1個)のデコレーションカスタム


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INTRODUCTION


【 DESIGN CONCEPT -デザインコンセプト】



デザインには、吸血鬼の生きる事への貪欲さや生命力、自己の欲がいずれ誰かのためになる ような生き方を理想とした偶像が想像されており、「貪欲だった聖者たち」「Saints who were greedy」をキーワードにデザインされました。モチーフの名前は「greedy saints グリーディーセイ ンツ」をカタカナ略して「グリンツ」とされています。英語名はカタカナ略の当字として「GLINTS」 (輝きやきらめきといった意)と名付けられました。

スカルのデザインは頭骨に植物の図柄を彫刻したようなデザインとなっており、額部分には同 シリーズでデザインされた『グレイブオブエンペラー』というモチーフのクロスが造型されていま す。鼻の造型はコウモリの鼻のシェイプがアレンジされたデザインで、犬歯部分は獣の牙の様 なデザインになっているのが特徴です。





【 刻印について】
アイテムにはすべてブランド名と素材名が手彫りで刻印されています。


・FA-EV-R-0086
※桜のパーツ無し
・FA-EV-R-0086-CT-K18-A
・FA-EV-R-0086-CT-K18-B
・FA-EV-R-0086-CT-K18-C

※K18桜のパーツ有り
※『現物が作られた年号.C』
CはCUSTOMの略





【 桜モチーフのデコレーションパーツ】



日本人は古来より桜の美しさ、可憐さに心惹かれ、また春の訪れを告げる神や精霊が宿る存在 と考えられたり、はかなく散ってゆく命の短さから死生観を考えたりする対象となってきました。 そんなイメージから今回のテーマに桜のモチーフを取り入れています。カスタムオーダーとして、 桜パーツは K18、K10、SV925 の3種類からマテリアル(素材)の変更が可能です。パーツの位 置の変更や個数を増やすことも可能です。


<カスタム加工料を含めた1個あたりの価格の目安>

PARTS FAL-SO-202

・SV925・・・¥5,000
・K10・・・¥15,000
・K18・・・¥30,000

※表示は税抜価格です。
※桜のパーツはK18の場合の重量は約0.8gです。
※ご依頼は LINE公式 からお問合せください。






【 寸法について】



※重量についてはサイズの号数によって変わります。
※リングの正面縦寸法は4種類とも同じサイズです。





【 YouTube】






【 ハードケース&ポーチ付属】
すべてのアイテムには付属品としてハードケースとポーチがセットになります。










Explanation from designer



貪欲の開花

今年のハロウィン限定の新作企画としては、スタートの企画段階から様々なテーマやモチーフ の候補がありましたが、やり尽くされてありきたりかもとは考えつつもあえてスタンダードなスカ ルモチーフのリングで作品をつくろうと進めさせていただくことにしました。

今回のデザインのテーマやコンセプトを考えるきっかけとなったのは、自分の私生活の中で改 めて死生観について考えてみたくなったことが切っ掛けです。

F.A.Lでは発足の当初からアクセサリーのゴシックデザインを発想するうえで『ヴァンパイア (VAMPIRE)』がもつ特徴や印象、その世界観などを着想にデザインしてきました。

これは過去に目にしてきた吸血鬼などを題材にした映画や絵画などの作品を通して、様々に 作り上げられてきたヴァンパイアのイメージに影響を受けてきたことにほかなりません。

人のようで人ではない人外という存在、肉体の強さ、時代背景による文化や服装などの様式 美、忌み嫌われ避けられるべき夜の住人、などといったイメージ。

そんな好きだと感じたイメージを無自覚にインプットしながら、これまでの自分が日常で経験し てきたことやその見解を足してアクセサリーをデザインするためのアイデアソースにしていま す。

映画の世界はあくまでフィクションですが、物語の中で起きる事件や事故、そこに巻き起こる人 間関係は奇しくも私生活での出来事と重なるような場面があったりもします。

大切な人を失ってしまうことや長年大切に積み上げてきたことが崩れてしまうことなど。そんな できごとを目にしたときに自分はその人の人生をどれだけ知っていて何ができたのか?、自分 がその立場であったらどう行動するのか?といったことを考えてしまうこともあります。

インターネットの世界で非常識な振る舞いをした人が炎上していることを目にすることでさえ、 それは画面を通して表面的な部分だけを瞬間的にみているだけで、真実やその人の内面のす べてを知ることはできません。自分でも安全地帯から映画の世界のような日常をのぞいている ような感覚になることもあります。

それでも非常識な生き方をしている人が、他の誰かにとっては勇気や期待を与えられるような 人であったり、そういった行動に変わっていく物語になることもあるのだろうかと想像してみたり もします。

個人的には、例えば自由な音楽活動を通して、他人のことばかり気にして息苦しい生活を送る ことをやめろと叫び、周りからは非常識だと言われても自分らしい選択をしながら進んでいく先 に、勇気や希望を与えられる存在に成り変わっていくような方を素敵だなと感じることもありま す。

自分自身の欲求に貪欲に生きていくことは、社会の常識的な角度の見方からすれば気持ちの 良いものに見えないかもしれませんが、そんな生き方を選んだ人たちが最後には社会や周り に想像もしなかった良い変革をもたらして終えていく。

できればいま醜く見えるかもしれない存在だったしても、最後は良い物語とされる結末であって ほしいなと考えてみました。

人に理解や共感を得られ難い生き方ほど苦しいことでしょうが、それでも自分のことを信じて貪 欲に藻掻き進もうとする人が、このリングに何かを感じて自己表現するために使ってもらえたら 嬉しいです。

そんな想像から今回のグリンツリングを完成することができました。
その貪欲さの先に美しい桜が咲いていることを願っています。


F.A.L designer / Yoshiyuki Yamamoto  











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